2013/01/16

ハナマウイをよく使う

昨日は夜から自宅にて打ち合わせ。
先月制作して提出した音源にダメが出た。
3月に大阪で公演がある舞台に関してのもので、物語のクライマックスで流れるテーマ曲「相馬節(そうまぶし)」の録音・ミックス(録音した素材の音量バランスを調整する事)をさせてもらった。
先月の頭に歌い手・中西ヒコスケ氏とスタジオに入って制作。ネジ梅タッシのジョーさんにも手伝ってもらいなかなか渋い出来に半ばハイテンションだったのだけど、演出の方としては色々気なる点があったらしい。
話を聞くに全体のアレンジ云々...というよりかは単純に声のボリュームをもっと上げて欲しい、との事だった。その他には単語の発音や、詞の歌いまわしなど、ことばのニュアンスに関する部分に何ヶ所か鋭い指摘が入った。ヒコさんはしょんぼりしていた。うーん。なるほど。やっぱり演劇は言葉の世界なんだなー。

依頼主の要望に出来る限り応える(上でやりたい事やる)のがこの手の制作の燃える所なんですが、今回は楽曲に対するミュージシャンと演劇人の違いが垣間見えた気がして面白かった。同時に「良い楽曲/良い録音」というものについて色々考えを巡らせたり。
音源は後日改めて録音することに。次回は演出の方も現場に同席されるそう。緊張~...。

余談ですが僕は高校時代、演劇部に在籍していた時期がある。大道具ながら舞台へ立った経験もあって、その時の役は「宿町にフラッと立ち寄った松尾芭蕉」だった。

ベビースターラーメン食べたい。


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